ゆるキャンとかいうのを偶然見て、なんかオッサンに女の子のガワをかぶせてるみたいだなと思ったらつらくなってしまった。一般的な高校生の女子は決して野宿して肉を焼いたりしないものだ。あれは完全にオッサンの行動である。オッサンが野宿して肉を焼く話をそのままマンガにすると侘しすぎて死者がでるおそれがあるので登場人物を全員女の子にしてあるのだろう。こんな悲しい話はない。
いくらバイトしてるとはいえ、高校生が高いアウトドアグッズを揃えるのはつらそうなのでAliキャンというのを想像してみた。主人公がAliEXpressで真っ赤なパチもんのキャンプ道具を注文するが大人の事情で絶対に届くことはない。セラーと紛争が開始され毎回泥沼になるという夢あふれるお話だ。最終回では注文したゲロ安いガス器具がやっと届くが部室ごと爆発してしまうというのはどうだろう。
ここのところコロナでどこに行く気も起きないので色々補修作業なんかを屋内でやっていた。今回はスノーシューのストラップが使いにくいのでラチェット式に変更してみた。
自分のスノーシューのストラップはゴム製で少し引っ張って装着することで外れないという仕組みだが低温で硬化するのもあって非常に装着しにくい。ラチェット式にしたらマシになるのではないかと思ってスノーボードの部品を探したけどなかなかいいものがない。そうしてるうちにオクトスのワカンの補修パーツを発見していけそうなので注文してみた。両足ぶんで2000円以下なのでスノーボードのパーツよりはだいぶ安い。
特に難しいことはなく、元のベルトをよけて紐で結ぶだけである。元のゴムベルトは外さずに横で結んでおくといつでも元に戻せる。これでスノーシューの脱着が楽になって途中で緩まなければもうけものだ。メーカーがこの仕組みを使わないのにはコスト以外の理由があるのかもしれないがその時は元に戻せばいい。