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2024/07/19

丸型ディスプレイを手に入れたのでブースト計を作る

アリエクでスマートウオッチ用の丸いディスプレイが売っていたので思わず買ってしまった。

 購入したのはESP32C3というチップが載ったやつだ。C3は入出力が少ない。ボードから取り出せるのはi2cとスイッチ入力一つだけ。i2cはプルアップ抵抗の所から取り出した。

 



グラフィックライブラリは色々試したところLovyanGFXというのが使いやすかった。他のに比べて異様に速い。気圧センサーはなんでもいいだろうと適当なものを買ったら相対気圧のセンサーでブーストセンサーには使えないことが判明した。結局、モノタロウで絶対気圧のセンサーを買いなおした。マニホールド内の気圧の他に大気圧も都度測定しないと標高が変わると誤差が増えるので通常の大気圧センサーも必要だ。

 

最初はダッシュボードの上に並べるつもりだったが3Dプリンタを新調したのでピラーマウントのフードを作ることにした。内装カバーに合わせてフードを作るのだがプリントアウトしては修正を2回繰り返したところで飽きた。多少の隙間は我慢すればいい。

 


 

センサーにチューブを接続して注射器で気圧を上下させるときちんと反応する。あとは車に取り付けるだけだが急に億劫になってきた。そのうち取り付けるだろうと思う。そもそもノーマルのジムニーにブースト計はいらないのではないか。 


丸型ディスプレイを今から買うならI/Oの取り出しピンが背後に出ているものがあるのでそっちを買ったほうが便利だと思う。安いものはi2cしかインタフェースがないので注意だ。

LovyanGFXでの設定メモ

// SPIバスの設定 

       cfg.pin_sclk = 6;            // SPIのSCLKピン番号を設定
      cfg.pin_mosi = 7;            // SPIのMOSIピン番号を設定
      cfg.pin_miso = -1;            // SPIのMISOピン番号を設定 (-1 = disable)
      cfg.pin_dc   = 2;            // SPIのD/Cピン番号を設定  (-1 = disable)

// I2Cバスの設定
      cfg.i2c_port    = 0;          // 使用するI2Cポートを選択 (0 or 1)
      cfg.freq_write  = 400000;     // 送信時のクロック
      cfg.freq_read   = 400000;     // 受信時のクロック
      cfg.pin_sda     = 21;         // SDAを接続しているピン番号
      cfg.pin_scl     = 22;         // SCLを接続しているピン番号
      cfg.i2c_addr    = 0x3C;       // I2Cデバイスのアドレス



2023/03/11

wr250rエンジンフルOH

 腰上をOHしたものの、どうしてもカタカタ音が気になるので今度はフルOHしてみた。メインはクランクとベアリング一式の入れ替えである。

クランクを外して確認するとコンロッドがカタカタ上下にブレていた。ブレは1mmあるかないかだけど問答無用で交換する。リビルドもいいけど新品で買うのとそんなに違わない。ベアリング類も全部交換してスッキリ。

気になった部分がここ。オイル通路にシール材がはみ出している。反対側にもはみ出ているのでオイル通路の断面積は半分くらいになっていたはず。ここからヘッドを潤滑するオイルが送られていると思うのでカムの軸受けがやたら傷だらけだったのもこいつが原因だったかもしれない。フォーラムでもヘッドがクラッシュしたエンジンを開けたらここがシール材で狭くなっていた例が報告されていた。

自分で組み立てた後もはみ出してないか心配。メーカーでも間違うんだからど素人ならもっと間違えそうだ。



 トランスミッションのベアリングが外れずに非常につらい思いをしたのできちんとしたベアリングプーラーは必須だ。この時のダメージでケースがおかしなことになっていたら新品ケースを買ってやり直しだ。次のオイル交換でオイルが銀色になっていたら考えるとしよう。正直もう面倒くさいのでそうなったらエンジンを降ろして代わりにバッテリーとモーターを積むかもしれない。

今度はちゃんとした道具でバルブシートもきれいにする。たぶんどうにかなったはず。

自分でエンジンをOHすると後から色々思い出してあの場所は大丈夫だったのか気になって仕方がないので近くに信頼できるプロがいるなら任せるのがおススメ。


電動自転車を作る

 redditで電動自転車のスレッドを見ていたら一台作りたくなってしまったのでebayでtongshengのキットを購入した。tongshengのモーターはアシストが自然でオープンソースのファームウエアが公開されているという点が決め手だった。オープンソースのファームウエアだとアシスト率を細かく設定できたり、ノーマルより効率的だったりいいことづくめらしい。

EMSで発送してもらったら1か月くらい凄い勢いで中国各地をたらいまわしにされてから日本に届いた。無駄の極みみたいだがどうも中国発のEMSはこういう仕組らしい。

モーターが届いたらバッテリーも組み立てを始める。リチウムイオンは怖いのでLiFePo4にした。4000mAのセルを24本使う12s2p構成だ。作ってる途中でニッケルテープがなくなったので一時中断。 BMSは20Aにしたけど少し小さかった気がする。まあ、焼けた時にまた考えるとしよう。


電池の目処がついたので面倒くさいファームウエアの書き換え。githubからファームウエアを持ってきてSTMのツールでフラッシュする。最初5Vでやっていたら失敗の連続だったので3.3Vでやったらすんなり成功した。フラッシュ失敗のメッセージは心臓に悪い。

オープンソースファームウエアにするならメーターは自作しないといけないと思い込んでいたけど全然そんなことはなくて純正のVLCD5に対応したファームウエアを選べば全く問題なかった。メーター自作用に購入したノルディックのCPUが無駄になってしまった。

tsdz2のフォーラムを見ていたらモーターの放熱がクソなので対策しないとすぐ壊れるという情報があった。モーターと筐体が密着していないのでこの隙間を埋めるといいらしい。ポーランドの自転車屋がすごく出来のいい対策部品を出しているが日本から買える気がしない。サーマルシートと銅板でなんとかするしかなさそうだ。

 つづく

2021/01/26

ラチェットレンチを修理

 オークションで購入したラチェットレンチが固着してぶっ壊れていた。

クソ○○○め、商品説明に書いておけよと思うがNCNR品なのでどうしようもない(〇〇には最高の差別用語が入ります)。

文鎮にするのも腹が立つので修理することにした。


 とりあえず開けてみると回転切り替えのカムの歯が折れていた。2ミリくらいの細い部品だ。

駄目もとで金属用パテでくっつけてみると一瞬だけ治ったものの、2、3回操作すると再びぶっ壊れた。まあ、当然の結果である。

ロウ付けで治すしかないので高いロウ棒を買ってきた。フラックス入りで「置きロウ」ができるとかいうやつ。


 結果、なんとかくっついたけど溶け込みが足りないのか数回の操作で折れてしまう。

くっつけては折れ、を数回繰り返しているうちに頭の中にFarcry3の土人のあんちゃんが登場してきて狂気の定義について語り始めた。よくない兆候である。なぜこんなキチガイじみた努力を続けているかというとほとんど意地だ。修理できないとこれを売りつけてきたうんこ野郎に負けてしまう。

ロウ棒の半分以上を消費して4回目くらいでやっとちゃんとした強度が出た。

プロトの工具なんか今まで使ったことがないがこのレンチの爪の薄さを見る限りこいつは欠陥品では?という気がする。ちなみに修理キットが30ドルくらいで売られているが送料がいくらかかるかわからんから見送った。


2020/12/17

ヤンマーL48 ディーゼルエンジン

 オークションで安かったのでディーゼルエンジンをつい購入してしまった。

この手のエンジンは中古でもなかなか安くならないのだけど米軍放出品ということで競合が少なくて非常に安く買えてしまったので大満足だ。

なんでディーゼルが欲しかったかというと発電機が欲しくなって色々物色していたところ中古は土に還ったようなものばかりでうんざりしていたところにディーゼル発電機の存在を知って物欲が爆発していたためである。当然ディーゼル発電機の小さいのなんか滅多に売ってないので自作しかない。

そこに未使用で経歴が怪しい小型ディーゼルが出品されていたので思わず飛びついてしまったのだ。 


手元に届くまでよくわからなかった部分を箇条書きにした。

  • 出力軸は19ミリ、キー付 (調べたら3/4インチだった。その辺で売ってるサイズじゃないのでプーリーはアリエクに注文した)
  • 回転数は3600rpmで固定 
  • セルは取付穴があるがついてない
  • 燃料タンクはなし
  • 米軍で水の浄化装置に使っていたらしい
  • 2016年イタリアヤンマー製 


 

グロープラグがないので寒い時期の指導が困難そうだなと思って見ていたらなんと吸気ヒーターがついていた。しかも二段重ねだ。スロベニアの聞いたこともない会社の製品だ。こいつの使い方がいまいちわからんのでFMを探したけど該当するものがない。外気温で1段か2段か使い分けるのだろうか。寒い時期はバッテリー必須になってしまうがどのみち車用のオルタネーターを回すのでバッテリーは必要だ。

さて、こいつの架台を作ってオルタネーターをプーリーで繋げて出力にインバーターをくっつければ発電機ができるという目論見だがそううまくいくのだろうか。

こいつの出力軸がテーパーだったらジャンクの発電機を入手して無理やりくっつけるのも可能だったけど残念ながらストレートなのでそれはできない。AVR方式とかぜんぜん知らないので車用のオルタネーターのほうがまだ親しみやすい。

今はとりあえず部屋の真ん中に置いて撫でまわしている。たとえヤンマーでもなんか新しいエンジンはかっこいい。

2020/11/07

Ryzen 5 3500に載せ替え

 5年間同じPCを使い続けてきたのだがなにか取り残されてる感がでてきたのでPCをリフレッシュすることにした。今使ってるBTOパソコンの部品を使いまわせばマザーボードとCPUだけ交換すればいけるだろう、という目論見だったが甘かった。

B550のマザーとRyzen 5  3500を購入して組み込んだのだが挙動がおかしい。10秒おきにリブートがかかってWindowsが起動しない。たまに起動しても何か操作する前にリブートしてしまう。 CPUかマザーボードの初期不良、またはメモリとの相性問題だ。うわあ、めんどくせえ。

返品を考えるも、症状を説明したりするのがめんどくさい。店がごねて相性問題だと主張したら送料分損をしてしまう。特に返品を受け付けないことで有名な店で購入してたからあからさまな不良品以外は返品しにくい。

めんどくさい一心で色々いじくってたらCPUのコア電圧をわずかに下げればwindowsが起動するのを確認した。 さらに、CPUの周波数を3.5Ghzに下げても無事に起動するのを確認。 CCX0とCCX1それぞれで周波数を設定できるのでCCX0だけ3.5Ghzに下げてCCX1は3.6Ghzに設定したらこれもOK. つまり、CCX0のどれかのコアが不良品で3.6Ghzで動作するとコケるということらしい。

下位CPUは上位CPUの選別品の選別品のさらに選別品ということなのでカスの中のカスだからこんな不良品が混ざってても仕方がないのか。初期不良で返品するにしても送料はこちらもちなのでなんか腹立たしいのでこのまま使うことにした。どうせzen3シリーズが出回ったらまた載せ替えるし。

 すごく久しぶりにPCをいじくったが、こういうトラブルが楽しい人じゃないと地獄だ。自分はこういうトラブルとは無縁でいたいので実際に遭遇するとげんなりする。次は迷わず評判のいいBTOをドスパラ以外で買うとしよう。

2020/09/17

FLIR 復活

 故障したFLIR ONEのセンサを取り出してラズパイと合体させるプロジェクトが完了した。 LEPTONモジュールに異常はなく、FLIR ONEの基板の出来が悪いというのは本当だったみたいだ。

ラズパイの液晶がSPI0を使っていたのでLEPTONをSPI1に移動させる作業で大ハマりしていた。 どうにもならずにSPIを使わない液晶を買いなおす羽目になった。

が、タッチパネルにSPIを使っているので結局衝突は避けられず、タッチパネルが犠牲になった。まあ、動けばなんでもいい。

ついでにブレイクアウトボードが不良品で画像が乱れる現象が発生、ボードを予備と交換することで解決。アリエクで一番安いのを買ったのがだめだったか。道理で一個買ったはずなのに二個送って来たわけだ。 

元のFLIR ONEみたいに温度表示とか出せるようにしたいが道のりは長そう。

2020/08/04

wr250r シリンダー 摩耗

去年腰上をOHしたwr250rが時々変な音を立てるのが気になってきた。余ったコストコオイルを入れてたのが原因かもしれないのでワコーズの10w40に変えたらだいぶよくなった。が、まだ気になる。元々やかましいエンジンだが時々エンジンからしてはいけないような音がしてくる。走るのは絶好調なんだがこの音はいただけない。
ピストンスラップかクランクのどちらかなんだろうけど開けないと判断できない。

原因究明のために去年分解したときの写真を見ていたら、シリンダーが全然だめだった事に気が付いた。当時の自分はシリンダー交換が面倒で「たぶん大丈夫」と見なかったことにしたんだろう。全然大丈夫じゃねえ。もう一度分解しなおしじゃねえか。

シリンダーを交換する方針が決定したので早速手配しなければならぬ。
アテナのボアアップキットがまず候補に挙がるが、色々申請しないと脱法バイクになってしまう。車検も必要になるのがめんどくさい。
しかもピストンリングが1本なのでどうしても耐久性が怪しい。アリエクで2本リングのデカピストンが売ってるがそんなもん使いたくない。

アテナからノーマルのシリンダーも出ていて、これは純正の半額くらいで買える。でもアテナというメーカーがよくわからんから躊躇する。ebayのセラーの評判が悪いのも気になる。 

迷っているうちにヤフオクで中古シリンダーが出品されていたので落札。ヘッドも出ていたのでついでに落札した。最近、wr250rのパーツが変に高騰する事があってよく純正新品より高くなることがあるのだが今回は競合がいなかったので拍子抜けした。出品者の名前が全く信用できない酷いものだったのでたぶんそのせいだと思う。酷いのは名前だけでちゃんと品物は届いたのでよしとしよう。

届いた走行1万キロのシリンダー、クロスハッチもきれいに残っていて最高の状態だ。新品の五分の一で入手できたので上等だ。
エンジン全バラは冬にするとしよう。それまでに壊れないことを祈る。

2020/04/22

UV-LEDが届いた

aliexpressに注文していた紫外線LEDが届いた。注文してから10日くらいで届いたのでいつもより早いくらいだ。
 波長はUVAとUVCの二種類を同時に出せるらしい。UVAは殺菌の役に立たないからただの景気付けなのだろうか。UVAに直列に入ってる抵抗が1000と書いてあるが実際は100Ωである。なんだこりゃ。UVCには50Ωの抵抗がついている。どうも6Vをかけるように作られているらしい。UVCの順方向電圧が5.5VなのでUSBから直接光らせるのは無理っぽい。残念。

UVAにも殺菌効果があるというけど照射時間や対象が限定されてるし本当にUVAで十分ならわざわざUVCを手間かけて作ることもないので巷に出回ってるUVA殺菌灯はインチキに近いものだと思う。
このUVCのLEDも6mWくらいの出力しかないので殺菌効果はたいしてなさそう。身近でこんなものを振り回して目を傷める心配をしたほうがいいくらいだ。

UVC-LEDを光らせてみる。非常に頼りないがきちんと発光している。測定器なんかないのでこれが本当に275nmなのかわからん。
もっとこう、点灯した瞬間に目の前が紫色に染まってオゾン臭が襲ってくるかんじを期待していたので少しがっかりだがこれでスペック通りなので納得するしかない。
昔、写真の現像用に作った紫外線蛍光灯はもっと強烈でいかにも殺菌しそうな雰囲気があったものだがこいつは少し頼りない。
そもそもウイルスを無効化できているのをどうやって確かめたらいいんだろう。
気休め程度にはなるかな? ペットボトルに貯めた水を殺菌するのにも使えそう。

前にモモンガ用に作ったUVA懐中電灯と合体させて使うようにしよう。
(モモンガは飛行中にジャムみたいに紫外線で意思疎通を図るので、紫外線を当てると毛皮が赤く蛍光するのだ。闇夜でモモンガを探すには紫外線がイチオシである)

2020/03/27

ジムニー AT載せ替え 載せ編

降ろしたトランスミッションを無事送り出せたので新しいのを搭載する作業に入ります。

その前についでにクランクオイルシールを交換。
こんな大きいシールを素直に入れられる自信がないのでインストーラーを作成する。
初めて3dpが役に立った気がする。
 こうして当てて…
 フランジを当てて均等に締め付ければきれいにオイルシールを挿入できるぞ。
フランジだけでもいいような気がするが最後に叩かないといけなくなるのでどうしても入れすぎの不安がある。

さあ、新トランスミッションを持ち上げるぞい!
ちなみに、ブラストでもかかってるみたいにキレイだけれど実際は銀ペンキを塗りたくられてるだけだ。

なんでガレージが真っ暗かというと風が強くて砂塵が吹き込むのとわけのわからない暇なジジイが闖入してくるから! あいつら暇すぎて頭がおかしくなっていて、一度ロックオンされると「ワシは神戸の倉庫にメグロを100台持っていてレストアしてる」「満州でドイツ製の陸王に乗ってアメリカ軍と戦っていた」なんていう話を無限に聞かされるので阻止せねばならぬ。

フロアジャッキに枠をでっちあげる。降ろす時はいいが上げるときは必要かもしれない。トランスミッションをロープで縛りつける時にも便利だ。

 車の下にセットして…
 ずらしてジャッキの上に搭載完了。下に段ボールを敷いておくと片手でも動かせる。
 途中でフレームを避ける必要がある。後ろのオイルシールを傷つけないように注意。
後ろの部分がフレームをクリアしたら、リアマウントを取り付ける。
リアマウントが付いたらあとは仰向けの状態で楽にトランスミッションを前後に動かせる。
万が一の落下に備えてジャッキは待機しておいたほうがいいと思う。
仰向けでトランスミッションを持ち上げてエンジンと結合させる。この時トルコンが奥まで入っていないと絶対に最後まで入っていかないので注意。直前まで段ボールでも噛ませて出てこないようにしておく。
入っていかないときにボルトを締めてなんとかしようとしないように(やりかけた)
角度が正しく、トルコンが奥まで入っていればスコーンときれいにはまるはず。

 やっとはまった。オイルパンが傷だらけだ。枠は邪魔になったのでむしり取った。
この写真ではシフトシャフトが逆さについてるので注意だ。全然届かないからしばらく悩んだぞ。


 運転席側の凶悪なボルトはクソ長エクステンションでなんとかなった。

あとはセルモーター、オルタネーター、センターパイプ、ドライブシャフトなどを取り付けてATFを注入してAT学習を行えばおしまい。 


あったほうがいい工具リスト
  • ジャッキ 50㎝くらいあがるやつ。 体力に自信があればなくてもいけそう。
  • ボルトを保持できるソケット。特にトルコンに使う12ミリのやつ。
  • いろんな長さと角度のメガネ。狭い場所のボルトを外すので必要。一ヵ所でも外せなかったら詰む。 
  • いろんな長さのエクステンション
  • ラスペネ  これを吹きまくったおかげかボルトを一本もなめなかった。

2020/03/13

ジムニー AT載せ替え 降ろし編

ジムニーの変速がずっとおかしかったのでリビルト品に載せ替える事にした。
冷えた状態だと1速から2速の間で滑ったみたいにフオオオンとなる。
内部のストレーナーが詰まってこういう状態になるという説に従ってストレーナー交換を真っ先に考えたが、そもそもストレーナーが詰まるほど内部の摩擦材が消耗してるということなので気持ち悪いからスパっとリビルト品載せ替えに行くことにした。
オートマ内部を自分でリフレッシュするのも考えたが、オートマ内部は自分の理解を超えてるので却下。
自分の理解だとオートマミッションは入力部分にカタツムリの殻みたいなのがくっついていて下の部分にはパチンコ玉の詰まった迷路が存在するという超技術の産物なのでこんなもの分解しないに越したことはない。
この機会にマニュアルミッションへの交換も検討したが、操作を覚えるのがだるいのでこれも却下。バイクに先に慣れたので、左手ならまだしも足でクラッチを操作とか無理。

早速リビルトトランスミッションが届いた。重さは60キロと聞いていたが持った感じ、そこまで重くはなさそう。 スピードセンサとかオイルパイプとか付属してないので古いのから移植する必要がある。交換用のOリングなんかが付属しているがなんか頼りないので純正を注文した。
このリビルト品、外した古いのを2週間以内に返送しないといけない。
途中で飽きたりイヤになったりして放棄するととんでもないペナルティが課せられるのでプレッシャーが物凄い。

 作業の手順としては
  1. トランスミッションとエンジンをつなぐ2本のボルト、2個のナットをゆるめる。
  2. セルスターターを外す。
  3. 前のプロペラシャフトを2本とも外す。
  4. センターパイプを外す。
  5. AT本体のコネクタを3か所外す。
  6. セルモーター穴からトルコンのボルト6本を外す。
  7. ジャッキを下からあてて支える
  8. AT後部のマウントを外す
  9. AT本体を後ろに押してエンジンから外す
  10. AT本体がフリーになったらジャッキを降ろす
 すべてのボルトが手の届かない地獄のような場所にあるので舐めたら終わり。ラスペネを吹いて精度の高い工具を使って舐めるのを絶対に回避しよう。

 ジャッキで支えてる様子。揚程47㎝のジャッキで十分間に合った。

セルモーターの穴の奥に見えるのがトルコンとリングギアを接続するボルト。地獄か。手前のノックセンサも溶けてるし。ポンコツが過ぎる。




降りたトランスミッション。なにもかもが狭くて固くてつらい作業だった。
さっそく梱包してコアの返送作業に入る。

交換するOリングやらガスケットが届いたら次は載せる作業だ。
果たしてうまくいくのだろうか。


2019/12/06

FLIR ONEが壊れた

久しぶりにFLIR ONEを使おうとしたら電源ボタンがオレンジ色に光るだけで認識しない。電池を抜いて強制リブートしたりしてるうちにFLIR ONEはバラバラになってしまった。


同じ現象に遭った先人達の記事によると、FLIR ONEの二代目はチップのハンダ付けが致命的に弱くてすぐに故障するのだという。
中古でebayで買ったやつだからもう 基板ごとオーブンに突っ込むくらいしかできることはなさそう。

だいたいこいつはスマホに刺して使うくせに電池駆動で、ちっちゃいLiPo電池が入っているという厄介者だったからあまり気に入らなかった。
かくなるうえはFLIRセンサだけ取り外して活用することにしよう。

こいつに入ってるのはLEPTON3というモジュールで適合するボードがAliexpressなんかで売ってる。40ドルでUSB接続のボードに心ひかれたがどうみても真っ赤なパチモンなので見送った。パチモンには散々煮え湯を飲まされているからそう簡単にはひっかからない。
正規品のボードは100ドルくらいする。こんなものに100ドル出すくらいならもう少し出してFlirOneの最新型が買えるのでパスだ。

しょうがないのでSPI接続のブレークアウトボードを注文した。TFT付きのラズパイが転がっていたからそいつにくっつけるとしよう。

2019/12/01

wr250r エンジンオーバーホール2

 加工に出したピストンが戻ってくるまで他の箇所も仕上げていきます。
まずはウオーターポンプから。漏れていないけどせっかくオイルも冷却水も抜いているのでついでに。
ウオーターポンプシールをまずタイヤレバーか何かでえぐり取ってからベアリングを反対からたたき出すのがベスト。最初、何も考えずにベアリングプーラーを使って傷がついてしまった。泣きながら傷をならしてスベスベに戻す。
しかもこんなオイルまみれで狭くて力が入りにくい場所でなぜかトルクスねじが使われてるので舐めそうになる。手持ちのトルクスビットが安物なだけかも。

ここのベアリングはNTNの6900なのでモノタロウなんかで買うと安い。

ウオーターポンプシールをヌパチョォとセット。


 ピストンを待つ間時間があったので手動カムチェーンテンショナーもスクラップで作ってみた。厚さ10㎜もいらなかった。
たしかにこれでカムチェーンテンショナーとして機能はするけれどなんとなく怖いので採用は見送った。振動で緩むとえらいことだし、なにより破壊工作が超簡単なのもいやだ。

 やっとピストンがエヌイーから帰ってきた。ピストントップと裏なんかモリブデンショットいらないからもっと料金安くなんないかな? 薄いピストンなんだから直径より面積で値段決めて欲しい。ついでにピストンピンもモリブデンショットだ。
新品のピストンとかピストンピンもすでにこの手の表面加工がされている気がするので全くの気休めだ。

ウェビックに注文していたガスケット類が届いたが相変わらず梱包がずさんだ。
ガスケットとロータープーラーを注文したのだが、鉄の塊の工具が緩衝材なしでガスケットの上をゴロゴロしてる状態で届いた。せめてゴロゴロしないようにテープで止めるとかしないのかな。以前にクランク一式を注文した時も薄い段ボール箱で緩衝材なしでゴロゴロした状態で送って来たからもうここはこういう店なんだとあきらめるしかない。

 早速合体!!! カムチェーンも新品に交換!ちなみに半コマくらい伸びてた。こういうのは気持ち悪いので新品に交換が正しい。
ピストンピンクリップは割りばしで押し込むやり方で簡単に入った。やたらと太いクリップなので飛んでいくのが怖かったが なんとかなった。

 シリンダーも合体! ここでダウエルピンなんかがクランクケースに転がり込むと悲惨なので細心の注意が必要。

 リングコンプレッサーの必要もなくシリンダーがはまった。
ちなみにこの写真でピストンピンクリップが完全にはまってないように見えてしばらく悩みに悩んだ。結局、角度の問題でこう見えるという結論に。

 シリンダー合体完了! ああ…次はヘッドだ…

 タイミングをしっかり合わせる。カムチェーンテンショナーはマニュアル通りに手では絶対縮まらなかったのでプレスで少しずつ縮めた。素手で最後の溝の一歩手前までは縮められるのだが必ずそこで力尽きてしまうので絶対無理。
カムチェーンテンショナーを取り付けて、排気側のチェーンを押さえながらクランクを反時計回りに回すとテンショナーが伸びてチェーンがガッチリ張ります。

チェーンのたるみのせいで、チェーンを張ると少しずれてしまうのだがどうやらこれが普通らしい。心配なので2回くらいやりなおした。

後はチマチマと元通りに組み上げてオイルと冷却水を入れておしまい。
雪に閉ざされる寸前なので数百メートルしか試運転できなかったが最高!
セルも一発でかかるし、なんか音も違うしパワーも戻った感じがする。


エンジンを降ろさなくても腰上オーバーホールは可能なのでものぐさな人も是非チャレンジしてみて欲しい。

 クランクの変色とかシリンダーの摩耗具合から判断してまた近い将来開けることになりそう。その時はThumper Racingのボアアップキットと3mmストロークアップのクランクを検討してみよう。

2019/11/12

wr250rエンジンオーバーホール 1

ある日、エンジンをかけるとガガガと物凄い異音がして30秒くらいで収まった事があってからどうもパワーがない感じが気になっていた。
とっくに4万キロ超えてるし腰上オーバーホールをやってみた。

圧縮圧力を計ろうとタンクを外したところで暖機を忘れた事に気が付く。
めんどいのでそのまま冷間時の圧力を計ったら5.5キロ。
いいのか悪いのかわからん。マニュアル通りにプラグホールからオイルを垂らしてもう一度計ったら7キロに上がったのでどうもピストンリングが摩耗してるらしい。
(よく考えたらオイルの回ってない冷間時で低いのは当たり前のような気がする。どのみち7キロでも下限値以下だからアウトだ)

wr250rのヘッドやシリンダーを外すには後ろのフレームごとエアクリーナーを外す必要があるが非常に面倒くさい。いい方法を探していたら海外のフォーラムでアンダーフレームとエンジンのボルトを全部外してスイングアームを軸にしてエンジンを斜め下にスイングさせる方法が紹介されていた。
便利そうなので早速採用してみる。
 ラジエーターや配線を外す必要はあるけれど比較的楽にヘッドにアクセスできたと思う。




圧縮上死点に合わせたつもりだけど全然合っていない。
明らかにコマ飛びを起こしてカムチェーンがずれていた。
調べてみるとwr250rの油圧カムチェーンテンショナーには不具合があって2012年から対策版に変更になっているらしい。油圧が低い状態でどうにかこうにかなるとカムチェーンが暴れて物凄い音がするらしい。
対策品として手動カムチェーンテンショナーなるものがebayで売ってるがどう見てもアルミの板からボルトが生えてるだけの代物。自分でも1時間くらいでつくれそうだ。
さんざん迷った挙句、今回は後期型の純正品に交換することにした。
15000円もするがこの際仕方がない。

バルブクリアランスは排気側0.24mm、吸気側がどちらも0.15mm。排気側が下限ぎりぎりなのでシムを注文した。


シリンダーまで外れた。クランクにガタはないが熱で変色してるのが気になる。

 シリンダーは一部クロスハッチが消えている。新品に4万円以上出すならアテナのボアアップキットに手が届くがそのままでは脱法バイクになってしまう。手続きが面倒くさい。
たぶんシリンダーは大丈夫なのでこのまま使う事にする。

 バルブシートも汚い。幸か不幸か中華シートカッターがステム4.5mmに対応してないのでコンパウンドですり合わせるだけにする。 幸い当たり幅もそんなに増えてなさそう。


 チタン製のインテークバルブも汚い。シートに当たる面だけコーティングがはがれてる模様。チタンバルブはすり合わせ厳禁と書いてあるがもうコーティングもはがれてるしいいんじゃないかと少し思うが我慢して汚れを落とすだけにとどめる。

ピストンはモリブデンショット加工に出した。とりあえずできる事はなんでもやってみるつもり。

さて、早く組み上げないとどうなっていたか忘れてしまいそうになるが部品が届かない事にはどうしようもない。

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