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2024/07/19

TPUでエアファンネルを出力してみた

 ポイントが溜まっていたのでやっすいインテークチャンバーを購入してしまった。パチもんなので鉄でできていてクソ重い。これの本物のほうには空気を流れやすくするファンネルがついているのでこいつにも追加してみることにした。

普通に追加しようとするとチャンバーをこじ開けてもう一度溶接しなおす羽目になるのでTPUフィラメントで柔らかいファンネルを作って押し込むことにしたらうまくいった。しかしガソリンやらいろいろ吹き返してくるスロットル直上にこんなものをくっつけて無事で済む気がしない。一応TPUは耐ガソリンらしいがこんなもの信用できないのでお蔵入りかな。

実際には内部に取り付けます

 
新プリンター。手間いらずで素晴らしい


丸型ディスプレイを手に入れたのでブースト計を作る

アリエクでスマートウオッチ用の丸いディスプレイが売っていたので思わず買ってしまった。

 購入したのはESP32C3というチップが載ったやつだ。C3は入出力が少ない。ボードから取り出せるのはi2cとスイッチ入力一つだけ。i2cはプルアップ抵抗の所から取り出した。

 



グラフィックライブラリは色々試したところLovyanGFXというのが使いやすかった。他のに比べて異様に速い。気圧センサーはなんでもいいだろうと適当なものを買ったら相対気圧のセンサーでブーストセンサーには使えないことが判明した。結局、モノタロウで絶対気圧のセンサーを買いなおした。マニホールド内の気圧の他に大気圧も都度測定しないと標高が変わると誤差が増えるので通常の大気圧センサーも必要だ。

 

最初はダッシュボードの上に並べるつもりだったが3Dプリンタを新調したのでピラーマウントのフードを作ることにした。内装カバーに合わせてフードを作るのだがプリントアウトしては修正を2回繰り返したところで飽きた。多少の隙間は我慢すればいい。

 


 

センサーにチューブを接続して注射器で気圧を上下させるときちんと反応する。あとは車に取り付けるだけだが急に億劫になってきた。そのうち取り付けるだろうと思う。そもそもノーマルのジムニーにブースト計はいらないのではないか。 


丸型ディスプレイを今から買うならI/Oの取り出しピンが背後に出ているものがあるのでそっちを買ったほうが便利だと思う。安いものはi2cしかインタフェースがないので注意だ。

LovyanGFXでの設定メモ

// SPIバスの設定 

       cfg.pin_sclk = 6;            // SPIのSCLKピン番号を設定
      cfg.pin_mosi = 7;            // SPIのMOSIピン番号を設定
      cfg.pin_miso = -1;            // SPIのMISOピン番号を設定 (-1 = disable)
      cfg.pin_dc   = 2;            // SPIのD/Cピン番号を設定  (-1 = disable)

// I2Cバスの設定
      cfg.i2c_port    = 0;          // 使用するI2Cポートを選択 (0 or 1)
      cfg.freq_write  = 400000;     // 送信時のクロック
      cfg.freq_read   = 400000;     // 受信時のクロック
      cfg.pin_sda     = 21;         // SDAを接続しているピン番号
      cfg.pin_scl     = 22;         // SCLを接続しているピン番号
      cfg.i2c_addr    = 0x3C;       // I2Cデバイスのアドレス



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