以前購入したモジュールが余っていたのでクリノメーターを作ってみた。一個しか注文していないのに2個送られてきたという曰くつきの品である。アリエクでこういうことは度々あるので不良品が出るのを見越して多く送ってるんじゃないかとか色々想像する。
このモジュールは丸型ディスプレイにESP32S3のボードと6軸加速度センサーがくっついていてとても使いやすい。前に購入したESP32C3のボードとは違ってIOピンが背面に出ているので拡張するなら圧倒的に使いやすい。値段が倍くらいするのでもう少し安ければ、とは思う。
追加する回路が電源と光センサーだけなので追加基板はスカスカだ。ちなみに秋月で買ったロームのDCDCコンバーターは入力出力にコンデンサーを追加しないと動作不安定になる。
ケースも3Dプリンターで出力する。タカチのケースに穴開けするよりずっと楽!
画面はどこかで売ってるクリノメーター丸パクリだ。車の線画がシエラのしかなかったけど遠目で見たら見分けつかないからそのままだ。製品の動画を見たけどIMUの出力にフィルターが入っていないぽいので車が加速するのも検出して出力がカクカクしている。これはmadgwickフィルターを使っているのでほとんどカクカクしない。フィルターの係数は0.1だと収束が遅すぎるので0.5くらいにした。あとはバックライト制御の光センサーにヒステリシスをつけたら完成だ。
思ったよりかっこよくできたのでソースを公開しようと思ったけどグラフィックライブラリの設定とか色々解説しないとどうしようもないのであきらめた。
スマートウオッチのディスプレイで追加メーターを作るのはなかなか楽しい。 標準的なメーターより小さいけど運転中にこんなもん見ないし大きくても邪魔なのでこれくらいでちょうどいいかもしれない。