WR250Rのシフトチェンジが固くなったので
一度も開けていないクラッチを換えてみようということで
ニューフレンのクラッチ/フリクションプレートセットというものを
購入してしまったのが悲劇の始まりでした。
なんといっても純正の半額以下だし。結構評判いいみたいだし。
売り文句が「純正以上の品質と耐久性」だったので躊躇することなく
ダボハゼのように喰らいついてしまったわけなのですが見事に裏切られました。
届いてまず気がついたのが、フリクションプレートのクラッチバスケットに
あたる部分がギッタギタのザラザラ。たぶんプレスで打ち抜いたまま
何も処置していないんだろうな。鉄じゃなくてアルミだから余計に汚い。
爪が思い切りひっかかるような出っ張りがたくさん残ってやがる。
この部分ってクラッチのキレを良くするために角をヤスリで削ったりするのですが
つまり、それだけ摩擦とか気にする場所なわけで、ここがグチャグチャなのは
致命的でしょう。
まあこれくらいならヤスリで修正するだけで大丈夫なので
クッソ大変ですが全部のフリクションプレートのバリを落としましたとも。
少しくらいケチらずに純正品を買っておけばこんな苦労なかったのに。
それで、クラッチプレートのバリも取っておくか、と手に取ったところ
なんかおかしい。 一枚だけ厚さが薄い。
ノギスで測ると、他のが厚さ1.5mmなのに一枚だけ1.4mm。
あり得ない。 イタ公め、適当な製品作ってんじゃねえよ。
パーツリスト見てもクラッチプレートは全部同じ品番なので一枚だけ
薄いとか絶対にあり得ない。
なんというか、どういう工場で製造したら一枚だけ厚さが違う製品が
出来上がるのか理解できません。
返品しようにもね、もうフリクションディスクを油に漬けちゃったし
できないんだよ! ああちくしょう!
イタ公なんか工業製品作らないでパスタでも作ってりゃいいんだよ。
教訓。 世の中にうまい話はないので素直に純正品買いましょう。
あと、newfrenのクラッチキットは絶対買ってはいけない。
お金をドブに捨てるようなもんです。
とりあえず、クラッチプレートは今ついてる奴をそのまま使うとして
フリクションプレートの品質も全く信用できなくなったので様子を見てから
とっとと純正品に取り替えるか…
ああ損した!
追記:
結局面倒なのでそのまま取り付けました。
二週間ばかり乗らなかったところ、クラッチの張り付きが発生。
その後も一週間くらい放置で少し張り付き気味に。
エンジンオイルは換えたばかりだし、水分の混入もなさそうだし、
なんかもう、クラッチの材質が悪いのかもしれぬ。