もういい加減飽きてるし自分の中で旬も過ぎてるんだけど中途半端のまま中断していたので完結させることにした。
win10でコマンドラインからwr250r/xのECUを書き換えできるツールが完成した。中国製のヤマハのパチもんツールのプロトコルをキャプチャするという卑怯な手で作成してあるけれど一応、動く。
肝心のチェックサムの計算方法も判明した。バイナリを順番に16ビットの整数として足し合わせて 合計が0xAA55になるように調整するというんだが、わかるかよこんなもん。
そんなわけで読み書き、チェックサム計算の合計3つのプログラムを公開します。
利用は自己責任です。燃調のマップと点火マップしか判明していないのでできることは少ないです。気合のある人はIDAProなんかで探してみてください。私はあきらめました。wr250rとxのイメージのdiffをとって違うところがなんか怪しいです。ちなみにrとxの燃調マップと点火マップは全く同じでした。
ここからダウンロードしてください。
http://www.mediafire.com/file/ycf2wacc0sy043w/wrecu.zip/file
checksum.exe チェックサムを計算して修正します。
wrecureader.exe ECUから読み込みます。
wrecuwriter.exe ECUに書き込みます。
wr250r.xdf TunerProの定義ファイルです。マップの場所とかが入ってます。
マップを3次元表示するとなんかかっこいいです。
schematic.png 読み書きする装置の回路図です。2000円もあればできます。
usb-serial変換のFT232は秋月のを使いました。LINトランシーバICはmouserとかdigikeyで買えます。クソ簡単な回路なのでバカでも作れます。ecuの電源スイッチは必ずつけましょう。
動作にはFT232のライブラリも必要なのでどこかでダウンロードしましょう。
読み書きの手順はwrecureaderで読み込んでTunerProで編集してチェックサムが狂っているのでchecksum.exeで修正してwrecuwriterで書き込みます。私は一回で面倒くさくなりました。 何か発見したら公開してください。