オークションで安かったのでディーゼルエンジンをつい購入してしまった。
この手のエンジンは中古でもなかなか安くならないのだけど米軍放出品ということで競合が少なくて非常に安く買えてしまったので大満足だ。
なんでディーゼルが欲しかったかというと発電機が欲しくなって色々物色していたところ中古は土に還ったようなものばかりでうんざりしていたところにディーゼル発電機の存在を知って物欲が爆発していたためである。当然ディーゼル発電機の小さいのなんか滅多に売ってないので自作しかない。
そこに未使用で経歴が怪しい小型ディーゼルが出品されていたので思わず飛びついてしまったのだ。
手元に届くまでよくわからなかった部分を箇条書きにした。
- 出力軸は
19ミリ、キー付 (調べたら3/4インチだった。その辺で売ってるサイズじゃないのでプーリーはアリエクに注文した) - 回転数は3600rpmで固定
- セルは取付穴があるがついてない
- 燃料タンクはなし
- 米軍で水の浄化装置に使っていたらしい
- 2016年イタリアヤンマー製
グロープラグがないので寒い時期の指導が困難そうだなと思って見ていたらなんと吸気ヒーターがついていた。しかも二段重ねだ。スロベニアの聞いたこともない会社の製品だ。こいつの使い方がいまいちわからんのでFMを探したけど該当するものがない。外気温で1段か2段か使い分けるのだろうか。寒い時期はバッテリー必須になってしまうがどのみち車用のオルタネーターを回すのでバッテリーは必要だ。
さて、こいつの架台を作ってオルタネーターをプーリーで繋げて出力にインバーターをくっつければ発電機ができるという目論見だがそううまくいくのだろうか。
こいつの出力軸がテーパーだったらジャンクの発電機を入手して無理やりくっつけるのも可能だったけど残念ながらストレートなのでそれはできない。AVR方式とかぜんぜん知らないので車用のオルタネーターのほうがまだ親しみやすい。
今はとりあえず部屋の真ん中に置いて撫でまわしている。たとえヤンマーでもなんか新しいエンジンはかっこいい。