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2020/12/17

ヤンマーL48 ディーゼルエンジン

 オークションで安かったのでディーゼルエンジンをつい購入してしまった。

この手のエンジンは中古でもなかなか安くならないのだけど米軍放出品ということで競合が少なくて非常に安く買えてしまったので大満足だ。

なんでディーゼルが欲しかったかというと発電機が欲しくなって色々物色していたところ中古は土に還ったようなものばかりでうんざりしていたところにディーゼル発電機の存在を知って物欲が爆発していたためである。当然ディーゼル発電機の小さいのなんか滅多に売ってないので自作しかない。

そこに未使用で経歴が怪しい小型ディーゼルが出品されていたので思わず飛びついてしまったのだ。 


手元に届くまでよくわからなかった部分を箇条書きにした。

  • 出力軸は19ミリ、キー付 (調べたら3/4インチだった。その辺で売ってるサイズじゃないのでプーリーはアリエクに注文した)
  • 回転数は3600rpmで固定 
  • セルは取付穴があるがついてない
  • 燃料タンクはなし
  • 米軍で水の浄化装置に使っていたらしい
  • 2016年イタリアヤンマー製 


 

グロープラグがないので寒い時期の指導が困難そうだなと思って見ていたらなんと吸気ヒーターがついていた。しかも二段重ねだ。スロベニアの聞いたこともない会社の製品だ。こいつの使い方がいまいちわからんのでFMを探したけど該当するものがない。外気温で1段か2段か使い分けるのだろうか。寒い時期はバッテリー必須になってしまうがどのみち車用のオルタネーターを回すのでバッテリーは必要だ。

さて、こいつの架台を作ってオルタネーターをプーリーで繋げて出力にインバーターをくっつければ発電機ができるという目論見だがそううまくいくのだろうか。

こいつの出力軸がテーパーだったらジャンクの発電機を入手して無理やりくっつけるのも可能だったけど残念ながらストレートなのでそれはできない。AVR方式とかぜんぜん知らないので車用のオルタネーターのほうがまだ親しみやすい。

今はとりあえず部屋の真ん中に置いて撫でまわしている。たとえヤンマーでもなんか新しいエンジンはかっこいい。

2020/11/07

Ryzen 5 3500に載せ替え

 5年間同じPCを使い続けてきたのだがなにか取り残されてる感がでてきたのでPCをリフレッシュすることにした。今使ってるBTOパソコンの部品を使いまわせばマザーボードとCPUだけ交換すればいけるだろう、という目論見だったが甘かった。

B550のマザーとRyzen 5  3500を購入して組み込んだのだが挙動がおかしい。10秒おきにリブートがかかってWindowsが起動しない。たまに起動しても何か操作する前にリブートしてしまう。 CPUかマザーボードの初期不良、またはメモリとの相性問題だ。うわあ、めんどくせえ。

返品を考えるも、症状を説明したりするのがめんどくさい。店がごねて相性問題だと主張したら送料分損をしてしまう。特に返品を受け付けないことで有名な店で購入してたからあからさまな不良品以外は返品しにくい。

めんどくさい一心で色々いじくってたらCPUのコア電圧をわずかに下げればwindowsが起動するのを確認した。 さらに、CPUの周波数を3.5Ghzに下げても無事に起動するのを確認。 CCX0とCCX1それぞれで周波数を設定できるのでCCX0だけ3.5Ghzに下げてCCX1は3.6Ghzに設定したらこれもOK. つまり、CCX0のどれかのコアが不良品で3.6Ghzで動作するとコケるということらしい。

下位CPUは上位CPUの選別品の選別品のさらに選別品ということなのでカスの中のカスだからこんな不良品が混ざってても仕方がないのか。初期不良で返品するにしても送料はこちらもちなのでなんか腹立たしいのでこのまま使うことにした。どうせzen3シリーズが出回ったらまた載せ替えるし。

 すごく久しぶりにPCをいじくったが、こういうトラブルが楽しい人じゃないと地獄だ。自分はこういうトラブルとは無縁でいたいので実際に遭遇するとげんなりする。次は迷わず評判のいいBTOをドスパラ以外で買うとしよう。

2020/09/17

FLIR 復活

 故障したFLIR ONEのセンサを取り出してラズパイと合体させるプロジェクトが完了した。 LEPTONモジュールに異常はなく、FLIR ONEの基板の出来が悪いというのは本当だったみたいだ。

ラズパイの液晶がSPI0を使っていたのでLEPTONをSPI1に移動させる作業で大ハマりしていた。 どうにもならずにSPIを使わない液晶を買いなおす羽目になった。

が、タッチパネルにSPIを使っているので結局衝突は避けられず、タッチパネルが犠牲になった。まあ、動けばなんでもいい。

ついでにブレイクアウトボードが不良品で画像が乱れる現象が発生、ボードを予備と交換することで解決。アリエクで一番安いのを買ったのがだめだったか。道理で一個買ったはずなのに二個送って来たわけだ。 

元のFLIR ONEみたいに温度表示とか出せるようにしたいが道のりは長そう。

2020/08/04

wr250r シリンダー 摩耗

去年腰上をOHしたwr250rが時々変な音を立てるのが気になってきた。余ったコストコオイルを入れてたのが原因かもしれないのでワコーズの10w40に変えたらだいぶよくなった。が、まだ気になる。元々やかましいエンジンだが時々エンジンからしてはいけないような音がしてくる。走るのは絶好調なんだがこの音はいただけない。
ピストンスラップかクランクのどちらかなんだろうけど開けないと判断できない。

原因究明のために去年分解したときの写真を見ていたら、シリンダーが全然だめだった事に気が付いた。当時の自分はシリンダー交換が面倒で「たぶん大丈夫」と見なかったことにしたんだろう。全然大丈夫じゃねえ。もう一度分解しなおしじゃねえか。

シリンダーを交換する方針が決定したので早速手配しなければならぬ。
アテナのボアアップキットがまず候補に挙がるが、色々申請しないと脱法バイクになってしまう。車検も必要になるのがめんどくさい。
しかもピストンリングが1本なのでどうしても耐久性が怪しい。アリエクで2本リングのデカピストンが売ってるがそんなもん使いたくない。

アテナからノーマルのシリンダーも出ていて、これは純正の半額くらいで買える。でもアテナというメーカーがよくわからんから躊躇する。ebayのセラーの評判が悪いのも気になる。 

迷っているうちにヤフオクで中古シリンダーが出品されていたので落札。ヘッドも出ていたのでついでに落札した。最近、wr250rのパーツが変に高騰する事があってよく純正新品より高くなることがあるのだが今回は競合がいなかったので拍子抜けした。出品者の名前が全く信用できない酷いものだったのでたぶんそのせいだと思う。酷いのは名前だけでちゃんと品物は届いたのでよしとしよう。

届いた走行1万キロのシリンダー、クロスハッチもきれいに残っていて最高の状態だ。新品の五分の一で入手できたので上等だ。
エンジン全バラは冬にするとしよう。それまでに壊れないことを祈る。

2020/06/26

No.12ストーブ導入

大停電からこのかた灯油燃料のストーブを探していたのだが、やっといいものを見つけることができた。イギリス軍のNo.12というストーブだ。
マナスルの121も中古を入手していたのだが少し頼りないのでもっと強力なやつが欲しかったのだ。なんで灯油にこだわるかというとホワイトガソリンは高くて入手性に難があるし、カセットガスは一瞬でなくなるし、レギュラーガソリンは知れば知るほど恐ろしいので家の中で使うのはとんでもないという理由からだ。灯油なら家の400リットルタンクにたくさんあるので入手性は遥かに良い。揮発性も少ないから安全だ。

似たようなストーブでゲニオルにも心ひかれたがなんかタンクが内臓みたいでキモイのと値段が高騰していたのであきらめた。ゲニオルのプレヒート機構は非常に魅力的だったが手が出ない値段だ。

No.12は日本では売ってないのでebayで買うしかない。日本で転売してる業者もいるがプレミア価格なのでパスだ。200ポンドで程度のいいのを見つけて落札、発送してもらったらなんと税関で没収された。ebay が国際発送できると保証していた品物だったので返金はされたが理由を一切教えてくれないので納得いかない。セラーとやり取りしたところ、最近の国際貨物は炭化水素センサーでスキャンするので少しでも燃料が残っているとひっかかるとのことだった。知っているなら最初から言ってくれと思うがどうにもならない。
ebayの配送業者に品物を没収されるのはこれで二度目だ。前回はリチウムイオン電池でやられた。高機能な制御基板付だったのでいけるかと思ったがダメだった。飛行機の安全のためには仕方がないが、ebayが発送OKで出品許可を出している品物を没収されるのは非常に理不尽だ。
仕方がないのでオークションの転送業者に頼むことにした。落札した品物をイギリス国内で受け取って日本に配送してくれる。その際、タンクに残った燃料も対策してくれるという。
代行手数料は全部で15000円。燃料の臭いの対策費用は特に請求されていなかった。

届いたNo12ストーブはなんと分厚いラップで厳重にグルグル巻きにされていた。タンクの中はディーゼル燃料がポタポタしている状態で全然乾いていなかったが外に匂いが漏れなければOKなのだろう。商品名は「キャンプ用ストーブ(燃料なし)」。ものすごい力業だがこれで無事に届くのだからよしとしよう。

ストーブの状態は悪く、タンクの注油口はひしゃげてニップルも全然違うのがついていた。ポンプのパッキンも噛みこんで変形してる。売り主は「ちゃんと圧がかかる」と書いていたが大嘘だ。前の持ち主は究極の無能だったに違いない。早速全バラにして部品を洗浄する。
No.12のタンクはステンレス製だ。ケースも風防もステンレスで丈夫だがバーナーヘッドやポンプは昔ながらの真鍮製でクソ脆い。 これの前のモデルで余程錆に悩まされたのだろうか。

ケースは一部ひしゃげていたが角材でどついたら治った。パーツはすべてスポット溶接されていて分解は不可能だ。こいつの重さのほとんどはこのステンレス製のケース由来なのでアルミ製の箱を作ったら軽量化できるに違いない。

パーツを磨いて新しいニップルとパッキンを入れて点火テストだ。最初は怖いので風呂場で点火するのはお約束だ。
素晴らしい火力だが音も凄まじい。静かなキャンプ場では迷惑なんてもんじゃない。本当に軍用なのか?と疑いたくなる。戦闘車両に搭載する備品だからうるさくても大丈夫なのだろうか。 最近の装甲車両には紅茶用のBV(電気湯沸し器)が常備されているのでこいつの出番はそんなにないはずだ。

燃料漏れもないので早速料理に使う。轟音のおかげで心なしか早く焼ける気がする。
今まで使っていたIHコンロとは段違いの火力だ。ずっとIHコンロのクソ加減に嫌気がさしていたのだがプロパンに変える気も起きなくて我慢していたので滅茶苦茶うれしい。

あとはこいつに幽霊がついていないか心配だったが今のところ大丈夫だ。幽霊なんて信じてないが中古の軍モノにまつわる怪談は恐ろしい。しかも西洋のオバケは心臓に悪い現れ方をするらしいのでできれば遭遇したくない。軍装品ではないが墜落したトライスターの備品を転用したら幽霊が出まくった話がこの手の怪談のなかで一番怖いので一読をおすすめする。電子レンジを開けたら中にオッサンがいた話とクルーだと思って会話してたら突然シュポン!と消えたので幽霊だとわかった話が特に怖い。中古品を買うたびにこの手の怪談を思い出して後悔するのだがなぜか買う時は完全に忘れてしまっているのでしょうがない。

2020/04/22

UV-LEDが届いた

aliexpressに注文していた紫外線LEDが届いた。注文してから10日くらいで届いたのでいつもより早いくらいだ。
 波長はUVAとUVCの二種類を同時に出せるらしい。UVAは殺菌の役に立たないからただの景気付けなのだろうか。UVAに直列に入ってる抵抗が1000と書いてあるが実際は100Ωである。なんだこりゃ。UVCには50Ωの抵抗がついている。どうも6Vをかけるように作られているらしい。UVCの順方向電圧が5.5VなのでUSBから直接光らせるのは無理っぽい。残念。

UVAにも殺菌効果があるというけど照射時間や対象が限定されてるし本当にUVAで十分ならわざわざUVCを手間かけて作ることもないので巷に出回ってるUVA殺菌灯はインチキに近いものだと思う。
このUVCのLEDも6mWくらいの出力しかないので殺菌効果はたいしてなさそう。身近でこんなものを振り回して目を傷める心配をしたほうがいいくらいだ。

UVC-LEDを光らせてみる。非常に頼りないがきちんと発光している。測定器なんかないのでこれが本当に275nmなのかわからん。
もっとこう、点灯した瞬間に目の前が紫色に染まってオゾン臭が襲ってくるかんじを期待していたので少しがっかりだがこれでスペック通りなので納得するしかない。
昔、写真の現像用に作った紫外線蛍光灯はもっと強烈でいかにも殺菌しそうな雰囲気があったものだがこいつは少し頼りない。
そもそもウイルスを無効化できているのをどうやって確かめたらいいんだろう。
気休め程度にはなるかな? ペットボトルに貯めた水を殺菌するのにも使えそう。

前にモモンガ用に作ったUVA懐中電灯と合体させて使うようにしよう。
(モモンガは飛行中にジャムみたいに紫外線で意思疎通を図るので、紫外線を当てると毛皮が赤く蛍光するのだ。闇夜でモモンガを探すには紫外線がイチオシである)

2020/04/16

グレゴリイ・ベンフォードとか

BLAME!の元ネタだというのでグレゴリイ・ベンフォードの著作をいくつか読んでみた。確かにキリイもシボもサナカンも名前そのままで出てくる。設定も流用というか拝借というかリスペクトしたものがたくさん出てくるのでファンとしては少し微妙な気持ちになる。やはり好きな作品は一から十まで作者が全て創造したものであってほしいものだ。
他に影響を受けてる作品といえば椎名誠の武装島田倉庫あたりか。電気漁師の名前なんかいかにも椎名誠風だし、タイトルのブラムも武装島田倉庫のダム襲撃で使われる「一方向への破壊力では最強の武器」から取ったものだと思う。
パクリでがっかりしたというつもりは全然なくてあの異様な世界にも元ネタがあって意外だったという話。都市構造体とか珪素生物のカッコよさではBLAME!が断然上だ。だいたい元ネタの機械知性体のマンティスとかいうやつ、突然芸術とか言い始めてダメダメすぎる。人間とは隔絶した異様な知性じゃなかったのかよ。

あとは、翻訳が悪いのか元から悪文なのかとにかく読みにくい。読んでると頭が痛くなってくる箇所が多数あってつらい。日本語として意味が通ってない部分も見受けられた。シリーズの途中から訳者が変わって一転して読みやすくなったので最初の翻訳者が少しアレだったんじゃないかと思う。悪文以外にもhydraulic doorが水圧式ドアになっていたり、梁のbeamが光線銃のビームになっていたり色々と酷い。 SFの翻訳者ってannihilatorをアニヒレーターと訳しちゃう人もいるので読むほうも全く油断できないのだ。

フキノトウ

フキノトウを採りに道北のチンカイス川に出かけた。
コロナ対策で食料も現地調達に切り替えることにしたのでフキノトウみたいなものでも積極的に採りに行くしかない。日本人は本来草食なので緑あふれる山野に放たれても十分生きていけるとの先人の言葉を信じるとしよう。
 河原でフキノトウをみつけた。こいつはフキ味噌がうまい。というより他の食べ方がない。一度スパゲティの具にしてまずくてえらい目に遭った。

 あたらしい山菜ナイフ。「さいしうしゅだん」とイタリア語で書いてあるぞ。どろぼう市で買ったものだから100%のパチモンだ。
 プールにも魚はいない。釣れても極彩色のニジマスなのでうれしくない。
 1メートルくらいの厚さの氷がバンバン残っている。この水量でどうやって形成されるのかわからん。
こっちのプールにも魚はいない。数年前はヘビみたいに長いイワナがたくさん釣れて楽しかった場所だがそれからずっと魚がいない。

2020/03/27

ジムニー AT載せ替え 載せ編

降ろしたトランスミッションを無事送り出せたので新しいのを搭載する作業に入ります。

その前についでにクランクオイルシールを交換。
こんな大きいシールを素直に入れられる自信がないのでインストーラーを作成する。
初めて3dpが役に立った気がする。
 こうして当てて…
 フランジを当てて均等に締め付ければきれいにオイルシールを挿入できるぞ。
フランジだけでもいいような気がするが最後に叩かないといけなくなるのでどうしても入れすぎの不安がある。

さあ、新トランスミッションを持ち上げるぞい!
ちなみに、ブラストでもかかってるみたいにキレイだけれど実際は銀ペンキを塗りたくられてるだけだ。

なんでガレージが真っ暗かというと風が強くて砂塵が吹き込むのとわけのわからない暇なジジイが闖入してくるから! あいつら暇すぎて頭がおかしくなっていて、一度ロックオンされると「ワシは神戸の倉庫にメグロを100台持っていてレストアしてる」「満州でドイツ製の陸王に乗ってアメリカ軍と戦っていた」なんていう話を無限に聞かされるので阻止せねばならぬ。

フロアジャッキに枠をでっちあげる。降ろす時はいいが上げるときは必要かもしれない。トランスミッションをロープで縛りつける時にも便利だ。

 車の下にセットして…
 ずらしてジャッキの上に搭載完了。下に段ボールを敷いておくと片手でも動かせる。
 途中でフレームを避ける必要がある。後ろのオイルシールを傷つけないように注意。
後ろの部分がフレームをクリアしたら、リアマウントを取り付ける。
リアマウントが付いたらあとは仰向けの状態で楽にトランスミッションを前後に動かせる。
万が一の落下に備えてジャッキは待機しておいたほうがいいと思う。
仰向けでトランスミッションを持ち上げてエンジンと結合させる。この時トルコンが奥まで入っていないと絶対に最後まで入っていかないので注意。直前まで段ボールでも噛ませて出てこないようにしておく。
入っていかないときにボルトを締めてなんとかしようとしないように(やりかけた)
角度が正しく、トルコンが奥まで入っていればスコーンときれいにはまるはず。

 やっとはまった。オイルパンが傷だらけだ。枠は邪魔になったのでむしり取った。
この写真ではシフトシャフトが逆さについてるので注意だ。全然届かないからしばらく悩んだぞ。


 運転席側の凶悪なボルトはクソ長エクステンションでなんとかなった。

あとはセルモーター、オルタネーター、センターパイプ、ドライブシャフトなどを取り付けてATFを注入してAT学習を行えばおしまい。 


あったほうがいい工具リスト
  • ジャッキ 50㎝くらいあがるやつ。 体力に自信があればなくてもいけそう。
  • ボルトを保持できるソケット。特にトルコンに使う12ミリのやつ。
  • いろんな長さと角度のメガネ。狭い場所のボルトを外すので必要。一ヵ所でも外せなかったら詰む。 
  • いろんな長さのエクステンション
  • ラスペネ  これを吹きまくったおかげかボルトを一本もなめなかった。

2020/03/13

ジムニー AT載せ替え 降ろし編

ジムニーの変速がずっとおかしかったのでリビルト品に載せ替える事にした。
冷えた状態だと1速から2速の間で滑ったみたいにフオオオンとなる。
内部のストレーナーが詰まってこういう状態になるという説に従ってストレーナー交換を真っ先に考えたが、そもそもストレーナーが詰まるほど内部の摩擦材が消耗してるということなので気持ち悪いからスパっとリビルト品載せ替えに行くことにした。
オートマ内部を自分でリフレッシュするのも考えたが、オートマ内部は自分の理解を超えてるので却下。
自分の理解だとオートマミッションは入力部分にカタツムリの殻みたいなのがくっついていて下の部分にはパチンコ玉の詰まった迷路が存在するという超技術の産物なのでこんなもの分解しないに越したことはない。
この機会にマニュアルミッションへの交換も検討したが、操作を覚えるのがだるいのでこれも却下。バイクに先に慣れたので、左手ならまだしも足でクラッチを操作とか無理。

早速リビルトトランスミッションが届いた。重さは60キロと聞いていたが持った感じ、そこまで重くはなさそう。 スピードセンサとかオイルパイプとか付属してないので古いのから移植する必要がある。交換用のOリングなんかが付属しているがなんか頼りないので純正を注文した。
このリビルト品、外した古いのを2週間以内に返送しないといけない。
途中で飽きたりイヤになったりして放棄するととんでもないペナルティが課せられるのでプレッシャーが物凄い。

 作業の手順としては
  1. トランスミッションとエンジンをつなぐ2本のボルト、2個のナットをゆるめる。
  2. セルスターターを外す。
  3. 前のプロペラシャフトを2本とも外す。
  4. センターパイプを外す。
  5. AT本体のコネクタを3か所外す。
  6. セルモーター穴からトルコンのボルト6本を外す。
  7. ジャッキを下からあてて支える
  8. AT後部のマウントを外す
  9. AT本体を後ろに押してエンジンから外す
  10. AT本体がフリーになったらジャッキを降ろす
 すべてのボルトが手の届かない地獄のような場所にあるので舐めたら終わり。ラスペネを吹いて精度の高い工具を使って舐めるのを絶対に回避しよう。

 ジャッキで支えてる様子。揚程47㎝のジャッキで十分間に合った。

セルモーターの穴の奥に見えるのがトルコンとリングギアを接続するボルト。地獄か。手前のノックセンサも溶けてるし。ポンコツが過ぎる。




降りたトランスミッション。なにもかもが狭くて固くてつらい作業だった。
さっそく梱包してコアの返送作業に入る。

交換するOリングやらガスケットが届いたら次は載せる作業だ。
果たしてうまくいくのだろうか。


2020/01/14

FarCry NewDawn


正月の間、セールだったFarCryNewDawnをひたすらやっていた。
FarCry5が胸糞悪い出来具合だったので心配だったが、NewDawnでは悪い所がほぼ改善されていて楽しく遊べた。 5もこんな感じで作ってくれれば大傑作になったのに。

相変わらずイヤなところは、
・悪党姉妹の過去の話なんかいらない。なんで悪党に感情移入させて同情を誘おうとするんだよ。ゲームなんだから楽しく悪党を征伐したいんだよ。
・悪党一味がほぼ全員黒人。わざと物議を醸そうとしてるようで嫌すぎる。
・カルト宗教まわりのストーリーがクサい。長すぎるカルト話に安っぽい神秘体験がクサすぎる。

5はもっと胸糞悪かったのでこれでだいぶ改善されているほうだ。
やりこみ要素も追加されているので5よりかなり長く遊べる。
 あとはハーク様が登場するのが何よりも嬉しい。しかもハーク、60過ぎで結婚して赤ん坊までいるぞ。生存者の中でハークだけが究極の勝ち組だというのがなんかこう嬉しくてたまらない。ただし60超えてるのに精神性は小学生とたいして変わらんがそれがまたイイ。

NewDawnを遊んでいて思ったが、このゲームはかなり優秀な北海道シミュレーターだ。咲き狂う芝桜、ヤマ〇シ会みたいなカルト集団、無法者だらけの道路、襲い掛かる野生生物。ほぼ現実の北海道が再現されているので北海道好きは買って損はないと思う。
 5月下旬の北海道そっくり。UbiSoftは北海道に取材に来たに違いない。

エタノール泥棒をしていたらブタの群れに襲撃されたハーク様。これも北海道の日常だ。

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