その前についでにクランクオイルシールを交換。
こんな大きいシールを素直に入れられる自信がないのでインストーラーを作成する。
初めて3dpが役に立った気がする。
こうして当てて…
フランジを当てて均等に締め付ければきれいにオイルシールを挿入できるぞ。
フランジだけでもいいような気がするが最後に叩かないといけなくなるのでどうしても入れすぎの不安がある。
さあ、新トランスミッションを持ち上げるぞい!
ちなみに、ブラストでもかかってるみたいにキレイだけれど実際は銀ペンキを塗りたくられてるだけだ。
なんでガレージが真っ暗かというと風が強くて砂塵が吹き込むのとわけのわからない暇なジジイが闖入してくるから! あいつら暇すぎて頭がおかしくなっていて、一度ロックオンされると「ワシは神戸の倉庫にメグロを100台持っていてレストアしてる」「満州でドイツ製の陸王に乗ってアメリカ軍と戦っていた」なんていう話を無限に聞かされるので阻止せねばならぬ。
フロアジャッキに枠をでっちあげる。降ろす時はいいが上げるときは必要かもしれない。トランスミッションをロープで縛りつける時にも便利だ。
車の下にセットして…
ずらしてジャッキの上に搭載完了。下に段ボールを敷いておくと片手でも動かせる。
途中でフレームを避ける必要がある。後ろのオイルシールを傷つけないように注意。
後ろの部分がフレームをクリアしたら、リアマウントを取り付ける。
リアマウントが付いたらあとは仰向けの状態で楽にトランスミッションを前後に動かせる。
万が一の落下に備えてジャッキは待機しておいたほうがいいと思う。
仰向けでトランスミッションを持ち上げてエンジンと結合させる。この時トルコンが奥まで入っていないと絶対に最後まで入っていかないので注意。直前まで段ボールでも噛ませて出てこないようにしておく。
入っていかないときにボルトを締めてなんとかしようとしないように(やりかけた)
角度が正しく、トルコンが奥まで入っていればスコーンときれいにはまるはず。
やっとはまった。オイルパンが傷だらけだ。枠は邪魔になったのでむしり取った。
この写真ではシフトシャフトが逆さについてるので注意だ。全然届かないからしばらく悩んだぞ。
運転席側の凶悪なボルトはクソ長エクステンションでなんとかなった。
あとはセルモーター、オルタネーター、センターパイプ、ドライブシャフトなどを取り付けてATFを注入してAT学習を行えばおしまい。
あったほうがいい工具リスト
- ジャッキ 50㎝くらいあがるやつ。 体力に自信があればなくてもいけそう。
- ボルトを保持できるソケット。特にトルコンに使う12ミリのやつ。
- いろんな長さと角度のメガネ。狭い場所のボルトを外すので必要。一ヵ所でも外せなかったら詰む。
- いろんな長さのエクステンション
- ラスペネ これを吹きまくったおかげかボルトを一本もなめなかった。