redditで電動自転車のスレッドを見ていたら一台作りたくなってしまったのでebayでtongshengのキットを購入した。tongshengのモーターはアシストが自然でオープンソースのファームウエアが公開されているという点が決め手だった。オープンソースのファームウエアだとアシスト率を細かく設定できたり、ノーマルより効率的だったりいいことづくめらしい。
EMSで発送してもらったら1か月くらい凄い勢いで中国各地をたらいまわしにされてから日本に届いた。無駄の極みみたいだがどうも中国発のEMSはこういう仕組らしい。
モーターが届いたらバッテリーも組み立てを始める。リチウムイオンは怖いのでLiFePo4にした。4000mAのセルを24本使う12s2p構成だ。作ってる途中でニッケルテープがなくなったので一時中断。 BMSは20Aにしたけど少し小さかった気がする。まあ、焼けた時にまた考えるとしよう。
電池の目処がついたので面倒くさいファームウエアの書き換え。githubからファームウエアを持ってきてSTMのツールでフラッシュする。最初5Vでやっていたら失敗の連続だったので3.3Vでやったらすんなり成功した。フラッシュ失敗のメッセージは心臓に悪い。
オープンソースファームウエアにするならメーターは自作しないといけないと思い込んでいたけど全然そんなことはなくて純正のVLCD5に対応したファームウエアを選べば全く問題なかった。メーター自作用に購入したノルディックのCPUが無駄になってしまった。
tsdz2のフォーラムを見ていたらモーターの放熱がクソなので対策しないとすぐ壊れるという情報があった。モーターと筐体が密着していないのでこの隙間を埋めるといいらしい。ポーランドの自転車屋がすごく出来のいい対策部品を出しているが日本から買える気がしない。サーマルシートと銅板でなんとかするしかなさそうだ。
つづく